数字を覚えているビジネスマンは仕事ができるように見える?

2025年1月16日木曜日

ビジネスマン

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皆さん、こんにちは。茂樹です。今日は、数字を覚えているビジネスマンが、なんとなく仕事ができるように見えてしまう問題についてお話しします。

ビジネスの場で、数字を暗記していて、相談やプレゼンテーションの際にスラスラと数字を並べ立てられると、なんとなく「この人は仕事ができそうだ」と感じてしまうことがあります。私自身、会社員時代に多くのビジネスマンを見てきましたが、数字をきちんと覚えている人に、仕事ができる人が多かったように思います。

ベトナムでの経験

私がベトナムのホーチミン市で働いていた時のことです。最初に就職したのが、フリーペーパーを発行している会社で、そこで広告営業を担当しました。入社初日、研修で午前中に、価格表を渡されて「午前中に暗記してください」と言われたのです。ベトナムドンの単位が大きいため、数字を覚えるのは大変でした。

価格を覚える意味があるのか疑問に思いました。契約時に価格表を見ながら説明すれば良いですし、プレゼンテーションの際も、資料を見ながら説明できます。しかし、その会社は体育会系の企業で、社長が自分の考えを押し付けるような傾向が強く、そのような研修が行われていたようです。

数字を覚えることの重要性

一般的に、特に日本のビジネスマンは数字を大切にする傾向があります。転職の面接では、過去の取引実績や売上、目標達成率などの具体的な数字を答えられるようにしておくことが重要です。面接官は、具体的な数字を答えられないと「サボっていたのではないか」と思うかもしれません。

また、プレゼンテーションの場では、数字やグラフを使って説明すると、相手を納得させやすくなります。たとえ、そのデータが改ざんされていたり、虚偽のデータだったとしても、数字やグラフを見ると、なんとなく「すごい」と思ってしまうことがあります。

まとめ

数字を覚えていることは、ビジネスにおいて重要です。面接やプレゼンテーションで具体的な数字を示すことで、仕事への真剣さを示すことができますし、説得力を高めることができます。しかし、数字に惑わされないように注意することも大切です。

この記事が、皆さんのビジネスの一助になれば幸いです。


Preplyでビジネス日本語を教えています。日系企業で働いてみたい方、日本語の更なるスキルアップを目指す方など大歓迎です。お気軽にお問い合わせ下さい。

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