サラリーマン脳とは何か、そしてそこから抜け出す方法

2025年9月6日土曜日

サラリーマン

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こんにちは。いつもこのブログを読んでいただきありがとうございます。今回は「サラリーマン脳とは何か、そしてそこから抜け出す方法」というテーマでお届けします。

長く会社勤めをしていると、自分の考え方や行動が「サラリーマン仕様」になっていると感じることはありませんか?これは必ずしも悪いことではなく、会社で生き残るために自然と身についた適応行動とも言えます。

しかし、そのまま独立やフリーランスに転じると、思わぬ壁にぶつかる可能性があります。では、サラリーマン脳とはどんなものなのか、そしてどうやってそこから抜け出せばいいのかを考えてみましょう。


サラリーマン脳の3つの特徴

1. 承認待ち癖(しょうにんまちぐせ)

新しいことを始めるとき、つい上司の許可を待ってしまう癖です。特に日系企業では「報連相」が重視されるため、承認がないと動けない感覚に陥りやすく、結果として行動が遅くなります。

2. 失敗回避思考(しっぱいかいひしこう)

挑戦するよりも「失敗しないこと」を最優先してしまう考え方です。減点主義の文化が強い日本では、安全第一の行動が習慣化しやすく、新しいアイデアやチャレンジが抑え込まれがちです。

3. 社内都合優先(しゃないつごうゆうせん)

顧客の利益よりも、社内ルールや上司の顔色を優先してしまう傾向です。海外勤務を経験した筆者も、日本本社ばかりを向いて働き、現地顧客を軽視してしまう姿を目の当たりにしたことがあります。


なぜサラリーマン脳では独立後に通用しないのか?

サラリーマンであれば、会社に行けば仕事が与えられ、上司の指示で動くことが義務づけられています。やる気がなくても、とりあえず「仕事をしているふり」はできてしまいます。

しかしフリーランスになると、何をするかを自分で決め、結果に対しても自分自身で責任を取らなければなりません。成功も失敗もすべて自己責任です。ここで「承認待ち」や「失敗回避」の思考が残っていると、行動そのものが止まってしまうのです。


サラリーマン脳から抜け出す3つの方法

小さな決断を積み重ねる

日常生活の中で、自分で選択する習慣をつけましょう。例えばランチを誰かに合わせるのではなく、自分が本当に食べたいものを選ぶことから始めても構いません。小さな決断の積み重ねが「自分で動く感覚」を呼び戻します。

小さく試して、小さく失敗する

失敗を恐れるのはサラリーマン時代の習性です。独立後は「小さな失敗」を繰り返し、その中から学びを得ることが重要です。副業や社外活動、あるいは本業の中でも、致命的でない範囲で新しい試みを行い、経験値を積みましょう。

社外の評価軸で動く

会社の中だけで評価されるのではなく、社外の基準で自分の価値を測ってみましょう。ブログやSNSで情報発信をするのも良い方法です。外の世界からの反応を受け取ることで、社内都合から自由になる感覚を得られます。


まとめ

サラリーマン脳は、会社で生き抜くためには必要な考え方です。ですが、独立後にそれを引きずると大きな足かせになってしまいます。

大切なのは、

  • 自分で決断すること

  • 失敗から学ぶこと

  • 社外の評価を意識すること

これらを習慣化していくことです。すぐには変われなくても、小さな意識の積み重ねが「サラリーマン脳」からの卒業につながります。

今回の内容が、これからのキャリアを考えるヒントになれば幸いです。


Preplyでビジネス日本語を教えています。日系企業で働いてみたい方、日本語の更なるスキルアップを目指す方など大歓迎です。お気軽にお問い合わせ下さい。

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