このたび、Kindleで新しい本を出版しました。
タイトルは 『マイクロマネージャー養成講座』 です。
この本で扱っているテーマ
現代の職場には、「成果」や「効率」を追い求めるあまり、かえって人を縛ってしまう管理スタイルが存在します。
それが「マイクロマネジメント」です。
本書では、マイクロマネージャーがどのようにして組織を支配し、部下の自律性を奪っていくのかを、さまざまな具体例を交えながら描きました。
一見すると小さな指示や管理でも、それが積み重なると職場の空気全体を変えてしまいます。
本書の構成
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第1章:マイクロマネジメントとは何か
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第2章:部下に考えさせない環境をつくる方法
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第3章:チェックリスト文化の功罪
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第4章:社内ニートと老害社員 ― 組織を停滞させる二つの存在
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第5章:会社ガチャという現実
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第6章:ゴマすりと締め付けの実践行動10選
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第7章:まとめとこれからの働き方
それぞれの章では、実際にありそうな職場の場面を取り上げつつ、なぜそうなるのか、そしてどう対処すればよいのかを考えています。
この本が役立つ人
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日本語でビジネスを学んでいる外国人学習者
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職場の人間関係に悩んでいる社会人
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組織やマネジメントに関心のある学生・研究者
単なる理論書ではなく、「日常のリアルな職場風景」を切り取りながら分析しているのが特徴です。
読み進めるうちに、「あ、これは自分の会社にもある」と感じてもらえるはずです。
おわりに
この本をきっかけに、職場の問題をただ批判するのではなく、自分の働き方を考え直す一助になれば嬉しく思います。